 |
平成 4 年には、決算月以外の在庫棚卸については、コンピュータ上の理論在庫を利用した機械計上を開始したという。まさにモノと情報の流れがぴたりと一致している証拠である。
川地次長はこう語る。「通常月はコンピュータの理論在庫で回しています。実棚卸在庫の差異が発生し許容範囲を超えた場合は、ペナルティとして翌月より毎月の実棚卸作業を行うルールになっています。また、在庫引当てシステムを導入していますので、コンピュータ理論在庫が正しく運用されないと、日々の業務が回りませんし、実際、棚卸の人為的ミスをコンピュータが見つけるというようなケースもあるほどです。」
|
 |
中部流通センター
情報管理部システム室室長
川地 忍 様 |
|
 |
 |
当時の全社在庫は金額ベースで約 20 %削減することができ、回転率は約 50 %アップしたという(平成元年〜平成 4 年)。現在、得意先への納品率は 99.5 %以上、在庫的中率は金額ベースで 99.5%〜99.9%だという。また、受注・伝票発行処理業務としては作業平均終了時間 19 時〜 20 時から定時終了 17 時 30 分が実現でき、現在は中部流通センター(小牧市)ではお得意先とのオンライン受注率が高いこともあり、年間 150 億円の受注処理業務を 6 名で回しているという。 |
 |
| さらに同じく平成 4 年、この在庫管理システムと連動させた「物流コスト管理算出ソフト『TIMELY(タイムリー)』」を稼働。これにより物流コストに関して戦略的な対応が可能となった。具体的には、担当得意先別の月次の損益情報を、各営業担当者に提供することが可能となり、営業担当の自覚で営業利益は大幅に改善されたという。 |
 |
 |
 |