| ■ 掘りだそう、入庫予定・受領・直送・請求データの力。 〜経理業務の改革〜 |
| カルビーでは受発注業務だけでなく、請求支払といった経理業務まで踏み込んでe−お菓子ねっとの効果をより引き出すべく、2段階の業務改革を行った。 |
 |
| STEP1 |
 |
第1段階として、入庫予定、受領データを活用し、〆毎の照合から毎日照合へと業務改革することによって売掛、買掛照合の合理化を図った。情報システム運用チーム西村氏は改革の第1ステップをこのように語ってくれた。
「〆日になって違算の調査を開始しますと、原因を突き止めることが難しい場合があります。毎日照合をしますとすぐに原因が判明し、カイゼンに結びつけることができます。また、入庫予定データによって事前に得意先様側での荷下ろし場所の調整ができるなど、物流サービスの向上にも役立っています。」カルビーでは、さらに伝票レス納品の実施も行っており、現在拠点ベースで26%の納品先に伝票レス納品を行っている。 |
| STEP2 |
| |
改革の第2段階として、直送案内・請求データを送信できる仕組み作りに取り組んだ。さらに毎日照合と合わせて、請求支払い業務についても仕事の流れを改善した。西村氏はこの改革による効果を次のように語ってくれた。
「請求明細書の代わりに入庫予定、直送データを活用してもらっています。現在は72%の得意先様に対して請求データを送信しており、そのうち36%について請求明細の送付を廃止し、鑑のみの送付にしています。紙ベースでは月間約1万枚の削減になります。」
請求支払い業務の改革を実現するためには、得意先経理部門からの理解と協力が必要であった。カルビーは営業向けに「e-お菓子ねっと活用ガイドブック」を作成、勉強会を開くなどし、自社内のEDIに対する教育を行った。さらに各カンパニーに常駐の情報担当が営業に同行することによって、営業の後方支援も行った。こうした体制を整えた上で、得意先経理部門へEDI活用の利点等の説明を積極的に行い、徐々に理解を得ることに成功したのである。 |
 |