e-お菓子ねっと

メールでのお問い合わせ e-お菓子ねっと及び
菓子業界についての
お問い合わせはこちら

活用事例
菓子卸売会社として九州から東北で10支店を営む株式会社 外林。菓子卸売会社として九州から東北で10支店を営む株式会社 外林は、時代の流れをいち早く読み、コンピュータシステムへの投資および《e-お菓子ねっと》の導入に積極的に取り組んでこられました。2014年に創立40周年を迎え、第二の創業期という志で新たな挑戦に取り組む株式会社 外林に、《e-お菓子ねっと》によるさまざまな業務の効率化と今後の可能性などについて伺いました。(2014.09.22)

アメリカ視察でコンピュータシステムの必要性を実感
インタビューにお答え頂いたのは、株式会社 外林の浦上和明会長とシステム本部の吉原慎二部長。浦上会長は前会長の外林久忠相談役の後を受けて今年会長に就任。これまで主に営業やシステム部門で指揮を執られてきた浦上会長を中心に、ご両名にお話を伺いました。
浦上和明会長 システム本部の吉原慎二部長とおふたりで
浦上和明会長   システム本部の吉原慎二部長とおふたりで
「コンピュータシステムに注力したきっかけは、相談役が平成2年にアメリカの卸売会社の視察を行なった際に、たいへん大きなカルチャーショックを受けたことが発端となっています。これまでの人海戦術や計算機を使った業務スタイルから脱却し、すぐにでもやらなければならないとお感じになったそうです。例えば、発注作業ひとつをとっても、手作業では数時間もかかっていたものが瞬時に行なえてしまうわけですし、単品管理ができるようになることなど、これは業務品質の観点からも避けて通ることができない課題であると受け止めて推進してきました。」
業界一丸の思いから《e-お菓子ねっと》を導入
コンピュータシステムへの注力が進む中で、《e-お菓子ねっと》の導入も行なわれたそうです。
「導入は当然のことのように進みました。業務の効率化を狙うという意味もありましたが、業界全体で未来へ向けて取組む仕組みづくりの重要性も感じていました。はじめに採用したデータ種は発注です。業務の効率化の実現はもちろん、倉庫の中の景色もがらりと変わり、それまで商品はメーカー様別にレイアウトされていましたが、導入を機に商品のカテゴリー別に変更されました。導入してまず感じたメリットは、やはり省力化です。それまでは担当者がFAXで一枚一枚発注していたものが、コンピュータ上で行なえてしまうわけですから。その後直送データも導入し、今ではこれも私たちにとって不可欠なものになっています。」
早期に《e-お菓子ねっと》を導入された外林様ですが、さらなる業務効率化をめざして現在も《e-お菓子ねっと》において新たな取組みを進めていらっしゃいます。
「入庫予定データ」が“日々の業務”を大きく変える
従来のデータ種に加えて、新たに入庫予定データを導入することによって、業務が大きく効率化されたと伺いました。このあたりのことについてお聞かせいただけますか。
「荷受業務がさまざまな面で大きく改善しました。従来は仕入伝票をもとに発注 データを呼び出し、搬入業者様から入荷した商品と検品、照合して、その後に 事務係が確定入力を行なうという一連を人間が、手作業で行なってきたわけです。 今まではおよそ半日がかりで行ってきた作業が、速やかに、自動的に、行なえる ようになったわけです。始業時にはすでに確定しているのですから、業務は効率 化においてその効果は想像以上に大きかったです。これらの作業は請け負った 担当者の要領や経験といった、いわゆる個人のスキルによっても処理時間が大 きく変わる類いのものでしたが、極端にいえば、導入後は誰もが同じようにできる 作業になったということにも、大きな意味があると思います。物流コストの削減とい った視点からも効果があるものと感じています。」 「入庫予定データ」が“日々の業務”を大きく変える
入庫予定データを導入することで、時間的な面と人的な面の双方でメリットをお感じになられているそうです。しかし日々の作業の中で実感できるメリットは、これに留まらないそうです。
「さらに言えば、導入以前はどの商品が入荷してくるか、入荷してみないとわからなかったという面もあったわけです。私たちの発注データをもとに、入荷した商品と照合してみてはじめて欠品がわかる、入荷遅れがわかるという場合も少なくはありませんでした。導入後の今は、入庫予定データに入力されている商品は必ず入ってくるわけですから、検品もしやすくなるわけですし、お得意先様への発送なども速やかに行える、欠品や入荷遅れなどの万が一の場合にも、その後の対応をいち早く手を打てるようになるわけです。」
新たなデータ種を導入するわけですから、作業工程の変更など、なんらかのご苦労もあったかと想像されますが、いかがでしたでしょうか。
「商品の荷受作業が変わり、先程申し上げたように、例えばメーカー別ではなくカテゴリー別 になりますから、それに伴って運送業者様のドライバーの方々にお願いする作業も当然なが ら変わってきます。入荷商品が記載されている「入荷作業指示書」にはドライバーさんをガイ ダンスする役割もあって、その内容に沿った作業をお願いしました。指示書に沿って行なうわ けですから、ドライバーの方々にとっても慣れてしまえばその方が作業はシンプルになります。 むしろ、初めて弊社の倉庫に荷物を運ぶ、そういった方でも戸惑うことなく作業していただけ るようになったのでは、と思います。今では入荷作業指示書もメーカー様ごとに用意するの ではなく、運送会社様ごとに用意しています。これだけでもドライバーの方々にとってはわか りやすくなっているのではないでしょうか。」 運送会社別に仕切られたボックス      運送会社別に仕切られたボックス
 
「入庫予定データ」が“日々の業務”を大きく変える 入庫予定データは、導入された卸業者様はもちろん運送業者様にもメリットがある。現場でしかわからない、そんな貴重なお話を伺うことができました。
販促金EDIは“営業のあり方”を変えるきっかけ
外林様は、入庫予定データの導入に取り組まれるだけでなく、販促金EDIについても現在試験的に検証をはじめられているそうですが。
「まだ、あるメーカー様との間で検証中といった段階なので、実際の所が見えて くるのはこれからだと思うのですが、現在わかっている範囲では、経理部門の 照合作業時間が2時間程度削減できたという報告があがってきています。卸には メリットがないと言われていましたが、実際にやってみるとそうでもないようですね。 営業面においても、メーカー様との間で販促金を事前に確定させる、いわば約束事 をはっきりさせることで値引き違算を発生させないようにするといった、セールスの 基本的な部分を改めて見つめ直せる、そんな効果もあるように感じます。今後も 検証は続けていきますが、期待は大きいです。プラス面が大きいと判断したら、 他のメーカー様との間にも広げていけたら、と考えています。」 販促金EDIは“営業のあり方”を変えるきっかけ
同じ志を持つ者が支え合うNSグループ
外林様が属されているNSグループについてご紹介ください。
「NSグループは全国の菓子卸売業13社で構成されています。それぞれの会社の成功事例やこれはいいと思うものは皆で分かち合おうという理念を基に、現在は商品開発や共同仕入れ、コンピュータシステムの共同利用などを行なっています。」
コンピュータシステムを共同利用していることですが、NSグループの関連会社としてグループのコンピュータシステムを請け負う株式会社エヌエスシーエスについてお聞かせください。
同じ志を持つ者が支え合うNSグループ 「エヌエスシーエスはグループの共同出資で設立された会社です。先ほど申しました“いいものはみんなで共有しよう”といった流れの中で、外林で稼働していた基幹システムをグループ各社で共用しています。もちろん、《e-お菓子ねっと》も同様です。これはコンピュータシステムに限らずですが、1社ですべてを開発するよりも、その負担をグループ各社で分担すれば、その負荷は自ずと小さくなります。ちなみに、通常は総売上の1%程度と言われるシステムの運用コストについてですが、これは費用のどこまで含めるかによって数字が変わってくるかと思いますが、外林単体では0.4%程度。グループで基幹システムを共用していることのメリットは、こんな所にも現れているかもしれません。」
卸売業を取り巻く環境の変化と《e-お菓子ねっと》
消費者のニーズや小売業の業態の多様化など、昨今はさまざまな商環境の変化が叫ばれています。
「卸売業としては、消費者の満足度を高めることを念頭に置くのはもちろん、お得意先様である小売業にも利益をもたらせるようにメーカー様と一体になって取り組む必要があると思います。物流コスト、営業コストの低減や欠品や返品・廃棄、出荷期減オーバーなどの過大在庫のロスをなくすといったことも、もちろん必要です。それらの対策として、《e-お 菓子ねっと》はもちろん力になると思います。ただし、これは《e-お菓子ねっと》に限らずですが、システムはあくまでもツールです。物流コストを下げるために、どのデータ種をどう使うか。過大在庫をなくすために、どのデータ種をどう使うか。まず、目的をはっきりさせることが、有効活用の基本となるように思います。また、これは今後への期待を込めてという意味で、さらに多くのメーカー様等が《e-お菓子ねっと》の導入していただければ、さらに多くのデータ種を活用していただければ稼働率も大きく向上しますので、メーカー様と卸双方の業務効率を大きく高めることができるのではないかとも思っています。」
まず、企業としての目的や課題を明確化し、必要なデータ種を検討する。このような 流れでビジネスを見つめ直してみることが、《e-お菓子ねっと》をさらに有効活用する ためのポイントかもしれません。 卸売業を取り巻く環境の変化と《e-お菓子ねっと》
新たな40年に向けて
コンピュータシステムにさまざまな知見をお持ちの外林様ですが、今‘新たな仕組みづくり’に注力されているそうです。
「それは営業のシステム化という‘新たな仕組みづくり’です。その仕組みに沿って仕事を行なえば、お得意先様やメーカー様からさらに信頼を高めることができ、同時にさまざまなロスを減らすことができる。それによりスタッフ自身の負担も軽くすることができる、今まさにそんな仕組みを構築している所です。こういった仕組みづくりの中で、コンピュータシステムもさらに大きな役割を担っていくでしょう。この仕組みを1日でも早く完成させたいですね。」
株式会社 外林 株式会社 外林
住所 広島県福山市卸町2番6号
電話 084-920-3777
資本金 31,000万円
 
 
     
ページ先頭へ
 
Copyright (C) 2008 e-okashi net. All Rights Reserved.